2020年10月10日日日'on reading茶を読む溢れる情報からの願いは たとえ希望でさえも こころを枯らしてしまう たったひとつにも 余韻の美しさが 重なり存在するように その安らかさのなか 今はふるえるほど 物事のきざしを感じさせられている 間を読み合わせ 鎮むときを待ちそっと 新しい景色の韵きを迎える
2020年10月2日日日'on reading茶を読む目の前にあるお茶の声を 本来の自分の感性だけを信頼し 聴くことから道は開かれます。 ひとつを丁寧に 命の尊さをみつめていく学びの感覚に浸るだけで 誰もが素直な心に触れられる。 学びは体験 私も一緒にこれからも大切にしていきたい時間です。 2020年11月より...
2020年9月23日茶書を読むゆったりとしていた学ぶ時間に 心を動かされる中国や台湾の茶書を読み 自分なりの言葉で訳しているノートが増えてきたのを 整理しています。 茶日子 茶器之美 宜興紫砂辞典 茶道新生活_連集 茶の道はほんとうに どこから入りどこを覗いても 心の慈愛と体の深遠な場へ近づいていくもの...
2020年9月17日茶壺記憶の地中に降りると そこは深い海の底へ繋がっている。 生物の息 細胞の熱氣 無数のひかり 暗闇の域(くに) 手をひかれて辿り着く そこは宇宙のようでもある。 渾沌のつちむろから 一瞬、永遠の天線が生まれる。 − 本来の茶壺は土というのより礦石、...
2020年9月1日森の沼から案内人エミさんと森の奥にある沼へ、緩やかな道を選んで歩いて進んた。 大きな森の中で時折り立ちどまり見上げたり蹲ったり、 そうして見えてくる小さな自然の欠片をエミさんは拾いあげてテオーリアしている。 森のなりたちには恐れも哀しみもない、愛だけによって更新され育まれているのだと...
2020年8月17日百間ノックありがとうございました。 茶葉の姿に内包された言伝を受けとり、 手がかりは方途に捉われず、 その瞬間のコンディションを感じながら、 淹れる茶湯の同じが一つとない自然を見つめていきます。 toi(問)と観察 ◇香りの系譜 ◇水の祝福 ◇茶壺とマントラ ◇ディティールと全体...
2020年3月31日ご挨拶茶小屋を終い一年と少しが経ちました。 兼ねてからこうだったら良いなと思う自身のリズムと親しむ姿へ向き合いながら 茶事の一室を整えましたので、開室のお知らせをさせていただきます。 新しい場所は兵庫県宝塚市|森ノ人の穴拙|内室。...
2020年2月5日茶 棲む森あなたと歩いていると かすかなものが心に響く。 虹色のひかりと音のわ 見つめていると生まれる奇跡。 今、という瞬間は どんな言葉も忘れてしまう。 吸い込んだ気配が 胸の奥にすっと消えていく。 ふと降るバイブレーション、 茶の棲む森
2019年10月12日森ノ人の穴拙歩いている それが道のような 道でないような 枯れ色に染まる前の命の吐息。 小さな一瞬が ふっと動きだす 水の生まれる森の まだ消えない名残り。 − 言葉を超えた美しさを感じる土の壁。 通常公開される場所では殆ど拝見することの叶わない、土と藁スサと水、数百年前の第地跡より掘...