ご報告:
2019.02.03、茶小屋李舟を終います。
昨年より土地にある人との触れ合いや気配の変化
から、この場所を大切にしていることの理由が少
しずつ剥がれていくことが続きました。
今に至りますと大きなきっかけとなる出来事でし
たが、小屋を終おうと決めたのは、わたし自身が
茶室そのものの在り方を改めたくなった、それが
一番の理由になったと振り返ります。
12月よりお話できる方へご報告させていただいて
いましたが、お会いできない方々へこの場より、
ご挨拶させて下さい。
茶小屋李舟は、常々変化していくとてもわかりに
くい茶屋であったと思います。
それでも共存する命そのひと杯と、皆様との言葉を超えた何かは、わたしを十分に育てて逞しくして
くれました。
心を寄せてお運び下さった皆さまへ、深くお礼を申し上げます。
あとしばらくの風景の間に、わたしらしく日々粛々とお茶に向き合い過ごしていようと思います。
お時間よろしければ、どうぞ蕩蕩の茶席へお運びください。
住まいごと箕面を離れてそれからのことを今はまだ何もわからないでいますが、変わらないのは日々がお茶と共にあることです。
これまでのご縁に深く感謝申し上げます。
皆さまとお茶のご縁がこれよりも素晴らしいものでありますように。
李舟 拝