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on reading'しろの呼吸


白とは

ひかりのようで闇のようでもある。

そこには新しく生まれるゆとりがあり

何もかもが消えたあとに残る韻きもある。

何もないような空白に呼吸をきいて

ゆらゆらとして

それが何処へつながっているのか

予測もつかないけれど

少し また少しと近づいていく。

想像しているよりも内がわは広くて、

其処は深いということ。

7月のon reading'しろの呼吸 終了いたしました。

淡いの中に陰陽の変化をもつ白茶「白山」「酔白」「水雲」「白針」「あまの」から読む時間。

ふくよかな甘さを体に含むと そのひかりの中でふっと気は柔らかく 心は温かくなりながら

呼吸の深いほど その闇に思いも寄らない迫力が広がり 胸がどきどきもしていました。

煌めく夏の日日に胸をうつお茶の時間を共に過ごしましたこと このたびもとても嬉しく感謝いたします。

共に過ごしながら生まれた学びを心において いつかそれが実りとなる時 この読む時間に喜びとしてお届けできればと思っています。

@読む時間 次回は9月..「つきの呼吸

謝謝 念茶


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