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日日'on reading 茶を読む


11月の'on reading「茶を読む」へ新しく扉を開いてくださる人がいました。


「お茶を知らなくてどうかしらと思っていたけれど、来てみたら何も知らなくて良いんだってわかりました。」と微笑まれてお茶を交わし、ふうと緊張の溶けていかれたこと、嬉しかったです。


茶を読むは先ず、お茶をご自身の感性で探求すること、自分の眼だけで見つめることから始まります。


始まりはひとつ、でもそのひとつを知ることは、春のちいさな柔葉の産毛に生まれた朝露が葉先に溜まり落ちる瞬間にも似た、ひと雫のようなもの。


どこまでも深く広がりずっと遠くまで流れていくそのひと雫をあなたというひとつの存在へ溶け合わせていくのです。


その方法をお茶の力をいただきながら、お茶を学ぶという視点から、色々のアプローチをもってご案内していきます。


育む物ごとがあなただけのものになっていくように、自分で自分を満たすことの叶う茶湯を淹れることまでをひとつ、またひとつと読む時間にいくつも重ねていきます。


そうしていつか自分の茶湯に満たされていると気づいた時、初めてきっと誰かにお茶を淹れて届けたくなるはずです。


もちろん、あなただけの方法で。


だから茶を読むは、お一人にひとつの奥義をお伝えしていきます。


呼吸を整えて、ほうっと吐く息へ口福をやりとりしながら一緒にゆっくり歩いていきましょう。


お茶を学びながら心と体の健やかになっていくお稽古をしませんか。


お申し込みの詳細は、'on reading「茶を読む」の頁でご確認いただけます。


感謝

安 拝


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