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得心器,淹心也然


柔らかな心の想いは

手指に触れる振動の

微かニュアンスのままに


水へ匂い立ち

その息溶け合う素湯の

肌理こまやかな姿かたちに露わる


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清末

六如茶壷


作者の心の躍動を尋ねて氣と繋がる事

淹れる人の心が生きていることも然り


李 拝

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