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暗香来

新しい年の迎えられたことを喜び、

かすかな芳香を小屋によせて、春さうさうのお茶を。

雨のひそやかに降る日

薄明かりにそっと放つ蕾

その上品に匂いふきそめ

胸を撫でるようにして沁みわたる甘さ

唇は潤いを口ずさみ

暮色に映ずる奔放でとらわれのない気

そして純粋な湯のゆかしさに酔う。

「暗香来茶 ' 李舟より」

3.4.5.7.8.9日の間、たくさんの方にお集まりいただき、

茶の時をともにしながら心を交わせましたこと、とても嬉しいです。

小屋の時間が皆さまに佳いはじまりとなっていますように。

この場よりも心から感謝申し上げます。

2017年も円満を願い、小屋を開いています。

いつでもどうぞ、小寄りをお待ちしています。

念茶


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