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TEA RI-SHU
ティトゥリート
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朧ろの記憶
雨の降るようにして 地を潤す光のもとに まだ薄ベージュのちいさな茶葉が 春の朧に見ていた記憶を追いかける / ひかりの余韻、 ふっと消えてしまいそうなほどの ひと瞬きの景色 茶湯へ映るかな ひと杯を掌にのせて うけとる抽象性をていねいに じぶんの身体へなじませていく。...
2022年3月8日
朝茶、一席
山の夜明け、 葉先にあつまる光の粒が かすかに訪づれて落ちる、 「その瞬間の味わいよ。」 そう 布朗族の茶師、 黄さんは言っていた。 浮かぶ土の匂い 露の甘やかさを 水に映る風景が包みこむ。 何気なく見ている ふわとしたところを 深く、 その一瞬は 目をそらさずに、...
2022年3月6日
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