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on reading'行き合いの茶


  山にさやさやと風ふいて

  空も雲も夕焼けも秋の色をしている。

  夏の終焉と秋の訪れが

  行き合うとき。

  −

  ささやきのような気配に

  心をあずけて一席に向き合う。

  −

  目にみえるものをひとたびおいて

  深い息を交わしながら

  茶の姿ほんらいの その景色をいただく。

  お茶を読む

  謝謝


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