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日日茶記
 
 

on reading'みずの呼吸

March 1, 2016

「みずに 生きた記憶が映されたようなお茶。」

 

 そう言って静かに目を閉じる。

 

 その人はふと ある風景を見たようだった。

 

 ふるえるままに覗き込んで

 息をかけた杯に 涙がゆらゆらと舞う。

 

 すべての計らいを捨てて

 心のみで向きあう人だけが出会う

 

 ずっと健康的でとても美しい瞬間。

 

 

 on reading 二月 'みずの呼吸 終了いたしました。

 小屋に住まう木藤の芽吹きはじめたほとり

 すすがれた雪の匂い水を まっさらな白い紙で漉し

 その匂いに近づくようお淹れした「清雪茶」「雪渓茶」「雪片茶」「飄雪茶」と

 その匂いに一輪ほどの梅香を装う「雪汁果 '匂ぐ雪ゼリー」おまけの「炙り笑柿」を

 お越し下さった方々の感受にともなりしながら 心ふるわせて充ちていく時間の中
 交わす茶湯からわたし自身も多くを学び とても嬉しい良いときとなりました。

 

 謝謝 念茶

 

 @お茶を読む ..次回は「むしの呼吸」

 

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日日と流れる時間

過ぎる景色

此処にひととき佇み

お茶 ふと 遊ぶ

 

李舟 拝