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茶壺


記憶の地中に降りると

そこは深い海の底へ繋がっている。


生物の息

細胞の熱氣

無数のひかり

暗闇の域(くに)


手をひかれて辿り着く

そこは宇宙のようでもある。


渾沌のつちむろから

一瞬、永遠の天線が生まれる。


本来の茶壺は土というのより礦石、

クリスタルのように純粋で豊かな氣の躍動しているものだから、

変容する意識を持っています。


氣の純粋へ触れる手はスイッチ、

手が生命力に満ちていたなら命は「ようこそ」と言って

そのものの神秘は空間へ清浄をもたらし新しい光を灯すようです。


沈武銘老師収蔵より’80’90年代宜興朱泥茶壺を茶人珮如氏のご厚意をいただいて、

販売できる数点をお預かりしています。

茶壺と心を交わしお茶の時間の太陽となり大切に想うことの叶う茶壺を探している方に、

触れて淹れて体感しながらご覧いただけます。


◇ 万能にして求め易い茶壺からご紹介し、適時入れ替えが有ります。

其々に秘められた強さや優しさ、潤う個性をご経験いただきご縁をお繋ぎできれば嬉しく思います。


(通信販売の対応ではなく、茶室へお越しいただける方だけへのご縁に限ります。)


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