ほの白く
こまやかに潤う
眠りが心地よく
さえずりに
ふっと 浮きたち
こころ咲きほこる。
朧の匂う茶
on reading
−
正しいお茶は
命のあるべき姿を示し
命のあるべきように導いてくれる。
そのものにある命に気づくと
そのものの深みを大切に感じられる。
言葉にしなくても ものの意味を知る人は
なにかを柔らかく吸収して 自らをはぐくむ種を探している。
こころの通じる人とお茶を交わしていると
「あ、やっぱり」と思うような
ちゃんと熟してちゃんと終わっていくような命の気配が佇まい
とても深遠な気持ちになれて共に喜びが生まれます。
繰り返し学ぶご縁をいただき ありがとうございます。
お茶を読む