on reading 三月 'むしの呼吸 終了いたしました。
蠢く地中に眠りから目醒めた小さなものたちが脈をうつころ 言葉を持たないものの声に 心をすませながら命の記憶に満ちる杯を重ねていく ゆっくりとお茶を読む時間。
毎月 呼吸のタイトルに添いながらon readingを進めていきますが 集う人が違うと対話も変わり毎時間の内容はさまざまに変容しています。
共通するのは ただ静かなこころの内へ身をゆだねること。それから唇に体に心に触れたお茶の余韻を自由に感受し 自分の意識で味わうこと。
そうしてこころの働きにしたがい過ごすお茶を読む時間は わたしにとっても永遠に続いていく問い
かけや 永遠に更新されていく答え合わせの時間にもなり とても愉しい思いでいます。
同じに過ごすみなさまへ心よりの感謝をお届けできますように そして互いに心を潤わせながら静かに内側の声を聴き合うことが 叶いますれば嬉しいです。
謝謝 念茶
@読む時間 ..次回は「あめの呼吸」