美味しい茶湯には
水の気配があり
淡く深く
その余韵は長い
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目を閉じて
淡く深く息をして
体を流れる水と共に
魂を歩かせてみる
胸を撫でる風の匂ひ
指先に触れる小さな音のふるえ
浮かぶ雨の温もり
森の奥に息づく土の潤い
眠りを誘う花蜜の甘やかさ
静けさの中で
歩いたひとつの風景を
丁寧に過ごしていくと
いかに目の前にある余白を
感じていなかったんだろう
見えないけれど満ちている
豊かな世界に気づきます
お茶を学びながら
命の尊さを見つけていく
そう 魂も体も全部
生きる力に目覚めていく
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'on reading 茶を読むは、
あなたの中にある官能を働かせること、
自分の眼だけで見つめることから始まります。
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感謝
李 拝
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