ひと杯の風景



そのお茶のことを話すだけで

心の中に温もりが生まれる

その茶湯と息を合わせるだけで

心の中が静けさで満たされていく



「あ、やっぱり」


ちゃんと熟したものを

ちゃんと終わらせていくような

自然の命と人の気配を宿している


太陽と月の氣

山や水のめぐみ

空と風の色

草木の匂い 花の香り

鳥の声 虫の蠢き


ひと杯の風景


どんなものにもある命に気づくと

そのものの営みを大切に感じられる


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