October 12, 2016

水の音 匂う風 満つる気配

そっと目を閉じ

心を無にして その内にあるものを開き

お茶の目覚める瞬間を待つ

「死に逝くものの記憶を体へ受けとり

人の記憶は作られていく。」

そう茶小屋で

ある若い人が話してくれた。

手の杯に映る記憶を匂い 味わいゆく

その向こうの世界

ひかりに触れる一瞬は長い

念茶 ,

October 4, 2016

草の花がゆれて

虫の声が高くなる頃

慎ましく居 ただ風にそよぎながら

ふと見下ろした手もとに

照る月のなみ音を聴き

その名残りを読む on reading

かつて 平安の頃

月は見上げるものではなく

見下ろすものだった と云う。

おおらかな水面に舟を浮かべ

映る月の動きに時を知り

人はゆらぎながら心を馳せる。

「 月を愛で 月に遊び 月を飲み 月を食らう 」 その夜、月に咲く花は匂い始めていました。

お茶を交わすことから生まれる 教わること。そうして気づき育てることは、いつも新しい景色に行き合わせてくれます。9月も無事に終い、心より感謝...

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日日茶記

日日と流れる時間

過ぎる景色

此処にひととき佇み

お茶 ふと 遊ぶ

 

安_Ang

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