2022年3月8日朧ろの記憶雨の降るようにして 地を潤す光のもとに まだ薄ベージュのちいさな茶葉が 春の朧に見ていた記憶を追いかける / ひかりの余韻、 ふっと消えてしまいそうなほどの ひと瞬きの景色 茶湯へ映るかな ひと杯を掌にのせて うけとる抽象性をていねいに じぶんの身体へなじませていく。...