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匂う風景

朝の雨のかすかな匂いを嗅ごうとして 深く息を吸い込むと 記憶の匂いが息にあらわれる。 目の前にみている風景と 遠い茶樹のある場所を繋ぐような匂い。 捉えられるようなそうでないような そのものの息を吐いて 茶湯に映してみたいと思う。 素心 − 謝謝

武夷山-◻︎◻︎关-廈門

<インスタグラム ri_shu にもう少しの画像をご紹介しています。> 「在茶树的地方」 云雾笼罩下的深山仙气满溢 沉淀时间的气息。 静静品茗 茶入口 含着 让芬芳结合空气后在口腔里散开 徐徐咽下 那种强力的回甘和独有的香味 慢慢散去。 茶樹のある場所に 雲霧たちこめる 人里離れた深い山に 俗世にない清浄の気が満ち 時がひそやかに息をしている。 茶湯を口に含みそっと味わうと 芳しさが空気に触れて口中へほどけて開き またそっと咽喉を通すと 甘いその余韻は際だつ匂いとかさなり 精神と肉体へ溶けていく。 - 茶は命をもつ植物である。 生長の過程でその植物らしく環境に触れ合い育つ樹は、具わる気品の穏やかさや力強さ、そして柔らかさの中に深みが生まれます。 製茶の過程にもその植物をどれほどに愛し素質に自由な余白を読み生かそうとする人の手心の加減で、ただひと杯の茶湯さえ在り方はまるで変わります。 すべての恵みを敬い、 物を惜しみ(中国では惜は大切に思う意)、人を愛する。 師の方々に教わり、智慧を養い、心で学び、身体の底からお茶淹れにすべてを映していく。 日々の修錬は永遠に続いていきます。 感恩