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on reading'花中

ある表情やある精神性を伝えるときに 強さが必要であるということ。 静かでやさしく ときに繊細で悲しい 神秘という強さは言葉では説明しがたいもの。 目の前にあるほんとうの夜の存在に うつくしき花蜜の匂いがとおり過ぎていく。 お茶を読む 次回 → @on reading 2017.6月「放線菌」 深深的感謝

我聞室

手のひらにおさまるほどの 小さな杯へ映す倖せ 日々 描き続けるその景色が 途方もなく無事であるように 言葉なくても目と目があうだけで 心へ触れたように笑顔を交わす 時を忘れ 自在によりそい お茶 ふと空に遊ぶ「我聞室」 − 六月より我聞室は平素の茶小屋です。 − 茶 1,500日圓 {1時間半まで} / お一人 茶+果子 2,500日圓 {1時間半以上} / お一人 − 平素の小屋に茶譜はなく 日の様子や集う人と人の間を読み合わせながら お茶を選び淹れています。 お淹れしていますのは それぞれに主役ではなく山の森の生態の一部となり絶えず循環し 年月に受けつがれた農法が守られながら 命を知り僅かな手のそえられるその技術もふくめて力を感じるお茶です。 天と地の恵みをうけて生きる樹木の気には 深くときに悲しくなるほど衝動的な余韻の美しさが重なるように存在しています。 それは繊細で目で見えがたいけれど とても静かでふるえるほどに強く物事のきざしを感じさせてくれるもの。 お茶にみる美しさとは洗練されたものだけではなく 生きているそのものの景色や韻きなのだと思います。 溢れる日常を過ごすことや誰からの定義をなぞることでは気づけない 自然に任せるうちにおのずから生じる境地と遊ぶ。 こころ惹かれる何かを こころを揺さぶる何かを 茶湯にうつる風景へひとときを重ねながら ご自身の中でその存在を超えていくものを自在に感じる「我聞室」です。 これまでの形これからの始まりを繰りかえす変化の一環をともに面白がって頂けますことを 倖いと 願い また今日も茶小屋に於いて 湯とこころを温めながら ひとときのご縁