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on reading'万福

特別なことだけれど、 何でもないように過ぎていく。 特別なお茶だけれど、 何でもないように消えていく。 何もないようにしていると、 在る深遠に気づくことが難しくなる。 だから呼吸を深くして 自分の内へ溶けながら響く声に耳をよせて 過ぎていく瞬間を大切にしたいと思う。 − 质有余者不受饰也,至质至美。 今日という時間が いつか自分を助け 人を助けることも 叶いますように。 − ある人ほど何人もの人に 心をふるわせて 響かせるようには出来ないけれど、 目の前のただ一人の人へ 静かで かすかでも 心の深い場所へ聴こえるように、 お茶を読みます。 次回 → @on reading 2017.2月「ふるう音」 謝謝

暗香来

新しい年の迎えられたことを喜び、 かすかな芳香を小屋によせて、春さうさうのお茶を。 − 雨のひそやかに降る日 薄明かりにそっと放つ蕾 その上品に匂いふきそめ 胸を撫でるようにして沁みわたる甘さ 唇は潤いを口ずさみ 暮色に映ずる奔放でとらわれのない気 そして純粋な湯のゆかしさに酔う。 「暗香来茶 ' 李舟より」 3.4.5.7.8.9日の間、たくさんの方にお集まりいただき、 茶の時をともにしながら心を交わせましたこと、とても嬉しいです。 小屋の時間が皆さまに佳いはじまりとなっていますように。 この場よりも心から感謝申し上げます。 2017年も円満を願い、小屋を開いています。 いつでもどうぞ、小寄りをお待ちしています。 念茶