検索

古樹茶

ただ一枚の葉に、かすかな風のひとむれとひと掬いほどの土の匂いがする。 しなやかで深く、切なくて温かい。 ただ一瞬のうちに、自分の存在が体の輪郭が消えていくのを黙って眺めていた。 急いで焦る心、迷いながら悩む心。 ただ一杯の茶湯に、生きた力が溶け出してゆっくりと体を潤していく。 師は自然に寄り添うほど解き放たれていけたらいい という。 謝謝